Platform IOからESP32のSPIFFS領域にファイルをコピーするには?
Platform IOからESP32のSPIFFS領域にファイルをコピーする
ESP32のSPIFFSの機能を使うと、ESP32のフラッシュメモリの一部をストレージとして使うことができます。
そのストレージにファイルをコピーしたい。
Platform IOからはどうするのか?
arduino IDEからコピーする方法はこちらを参照してください。
www.mgo-tec.com
SPIFFS領域を確保する
これを見てSPIFFSのフラッシュ領域を確保しておいてね。
PlatformIOではplatform.iniファイルに以下のような設定を行います。たぶん、この2つの情報でなんとか分かるはず。
ざっくりですみません。
元ネタはこちら。
docs.platformio.org
srcフォルダと同じ階層にdataフォルダを作成する
何かしらのESP32プロジェクトをPlatform IOで作成していると思いますが、まず、srcフォルダと同じ階層にdataフォルダを作成してください。
アップロードしたいファイルをdataフォルダへコピーする
dataフォルダにファイルをコピーしてください。上の写真では以下のファイルをコピーしています。
chime.mp3
shnm8x16.bdf
shnmk16.bdf
Utf8Sjis.tbl
下の3つのファイルはLEDマトリクス電光掲示板で東雲フォントを表示するために必要なフォント情報が入っています。
chime.mp3はまだプロジェクトでは未使用で、天気を通知する時ににESP32でチャイムのMP3ファイルをスピーカーから再生させようと準備しているファイルです。未使用!
PlatformIOのメニューから「Upload File System image」を選択する
ESP32とMacをつないで(ここではUSB経由で)PROJECT TASKメニューから「Upload File System image」を選択します。
するとファイルのアップロードが開始されます!
まとめ
srcフォルダと同じ階層にdataフォルダを作成して、アップロードしたいファイルをそのフォルダへ保存し、Upload File System imageメニューを選択する!その前にSPIFFSのパーティション設定をしておいてね!ということでしたー。